東京でコンサルティングを受けてお客様の声を集める
他の人がどうしているかを示す
おススメはなんですか?
入ったことのないレストランに入るとします。
見慣れないメニューがたくさん並んでいます。
それが、どういうものかもわからずに、
注文するのもこわいので、
おススメを聞くという行動に出ませんか。
人間は、自分でどうしたらいか
分からないときは、周りに目を向けて、
他人の行動を手本にします。
これを社会的証明の原理といいます。
この心理を利用して、
商品を売ろうとするときは、
他の人が行動をしていることを
想像させるような文言で、
広告をするのが効果的です。
お客さまの声
この心理に沿った行動として、
お客さまの声をアピールすることが挙げられます。
このとき、注意しなければならないのは、
お客さんが、
あなたの望むとおりの行動をとって欲しければ、
似た状況に置かれたお客さんの声を、
アピールしなければならないということです。
つまり、あなたのお客さんは、
どういう状況に置かれた人なのか、
あらかじめ想定しておくことです。
みんなもう飛び込みましたよ
よく言われるジョークとして、
次のようなものがあります。
ある客船で、火災が発生しました。
船から飛び降りなければ危険な状況ですが、
乗客は怖がって飛び降りません。
世界各国の乗客に、
どう言えば、飛び降りてくれるでしょうか。
イギリス人には
「紳士はこういうときに飛び込むものです。」
ドイツ人には
「規則では海に飛び込むことになっています。」
イタリア人には
「さっき美女が飛び込みました。」
アメリカ人には
「海に飛び込んだらヒーローになれますよ。」
フランス人には
「海に飛び込まないで下さい。」
日本人には
「みんなもう飛び込みましたよ。」
と言いなさい。というものです。
私はこれを最初に聞いたとき、
たしかに、自分だったら他の言葉より、
「みんなもう飛び込みましたよ。」
と言われたほうが、
確実にあせって飛び込もうとする
だろうなと感じました。
当時は、自分が日本人だからたしかに、
このジョークは的を射ているなと
思ったものです。
しかし、社会的証明の原理からすれば、
これは当然のことなのです。
最初に入ることが怖い
私は旅行が趣味で、各地を訪れては、
地のものを食べたり、
感じたりするのが好きです。
しかし、今の時代。地方に行くと、
飲食店に誰も入っていないことも、
ざらにあります。
私が気にしないたちなのもありますが、
おなかがすいていると、
とにかく腹を満たしたいので、
誰もいないお店に入ります。
すると、さっきまで誰もいなかったはずの
店内がだんだん混みあってくることが
よくあるのです。
たまたまのときもあるでしょう。
しかしこれは、誰もお客さんが入っていないと、
まずくて不人気なお店なのか、
無意識に警戒してしまうことからくるのです。
さらに、お客さんがいないところに、
入っていく気まずさもあります。
このことからも、
お客さんが買いやすくするためには、
ほかのお客さんが同じ行動を
とっていることを見せるということが、
有効だとわかります。
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