人類最大の発明

2019/04/01 経営と数字
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一休さんのとんち

 

アニメで有名な一休さんにこんな話があります。

 

将軍さまに何でも好きなものをごほうびにやる

と言われた一休さん。

 

 

将軍さまにこう言います。

「それでは、毎日米粒をください。1日目は1粒、

2日目は2粒。3日目は4粒・・・・・というふうに

前日の2倍の数の米粒をください。」

 

米粒をくれれば良いという言葉に、

将軍さまはきょとんとして、

なんだ、これしきのことで良いのか。

と快諾してしまいます。

 

しかし、将軍さまは気づいていませんでした。

それを続けていくと、

いずれとんでもない量の米俵を、

一休さんにあげなければいけなくなることを。

 

 

折り紙を42回折る

 

身近にある折り紙を折るという行為は、

誰にでもできる当たり前のことです。

 

ところが、その折り紙を42回、

一度も広げずに連続で二つ折りに,

折るとなったらどうでしょうか?

 

普段の生活で折り紙を42回も折るなんて、

しませんよね。

 

お時間のある方はぜひ試していただきたいのですが、

折り紙を42回も折るのは、

実は実際には出来ません。

なぜなら、その回数を本当に折ると、

ほぼ月まで届く距離になってしまうからです。

 

 

複利の力

 

上記の二つのお話は、いずれも複利についてのお話です。

20世紀最高の科学者A・アインシュタインをして、

人類最大の発明と言わしめたものです。

 

借金が雪だるま式に増えていって・・・・・・。

というような話も昔からよく聞く話です。

これは、複利の力が悪い方に働いてしまった例ですね。

 

なぜこのような話をするか。

それは、みなさんが人生で選んだビジネスの世界は、

全てこの複利の理論で動いている世界だからです。

 

例えば、営業担当が紹介で集客をしようとするとき、

直接会った人物が人脈となり、

以降、知り合いの知り合いの・・・・

と無限に広がっていく。という例があります。

 

六次の隔たりという考え方では、

知り合いを最大6人たどれば、世界中の人とつながれる。

ということになります。

複利の力をもってすれば、日本中の、果ては世界中の人と

つながるのもたった6度の紹介で

たどり着けるというわけです。

 

 

経営者の特権

 

例えば、あなたが典型的なサラリーマンだったとすると、

今月の仕事の成果が、

先月の仕事の成果の1割増しだったとしても、

あなたのお給料は1割増しにはなりませんよね。

 

ところが、あなたがなんらかのビジネスを営んでいる場合、

もしくはなんらかの投資をしている場合。

今月の仕事の成果が、

先月の仕事の成果の1割増しだったら、

あなたの収入は1割増しになるはずです。

 

そうやって毎月、仮に1割ずつ成果を増やしていけば、

4年後にはなんと100倍近い成果に化けます。

 

 

 

もちろん、季節変動だったり、その他の要素があるので、

こんなにキレイに伸びていくことはありえません。

しかし、前月の1割増しという目標自体は、

それほど現実離れしていません。

 

それでも複利の力で、

普通ではありえないくらいの、

成果になってしまうのです。

 

1割増しがキツい場合、例え3%増しでも、

継続すればたった4年後には4倍の成果になります。

 

サラリーマンと違い、

中小企業の経営者は保険や年金などの

福利厚生で手厚い保障はありません。

 

労働基準法などで守られてもいません。

金融機関では属性も悪く見られがちです。

 

しかし、それらを補って余りあるのは、

この複利の力を最大限使うことができる。

という特権なのです。